オリエンテーションを終えて

 4月29日、30日に2012年度 応用化学科 新入生オリエンテーションが行われました。応化委員は企画、当日の運営を担当し、チーフの佐藤大悠さんを中心に三ヶ月以上も前から準備を進めてきました。
 準備の段階では、運動会班、GM(グループミーティング)班、しおり班の3つの班に分かれて活動してきました。運動会班では、二日目の午前中に行われる運動会についての活動を行いました。具体的には、運動会の企画立案、準備、当日の運営を行いました。会議を頻繁に開き、運動会の班を決めたり、種目や運営の方法を考えたりと活発な議論が行われていました。GM班では、一日目の夜に行われる教授方とのGMと、応化委員との”先輩との懇親会”についての活動を行いました。具体的には、GMに参加される教授方への連絡、新入生へのGMの希望アンケートの作成・配布・集計、GMの班分けなどを行いました。アンケートの集計や班分けにかなりの時間を要したことや、オリエン当日の直前になっての変更があった等、もっとも多く活動をしていました。しおり班では、新入生に配布するしおりの作成を行いました。具体的には、しおりの構成の話し合い、当日の全体的なスケジュールの話し合い、当日の宿泊部屋の部屋割りの決定、他の班が決めた事項をしおりに載せるために修正・加筆などを行いました。仕事量は多かったですが、班員全員で協力して計画的に活動できました。準備の段階では、どの班も班長を中心にしっかりと活動ができていました。

 当日はGW中ということで道路が混んでいたということもあり、新入生を乗せたバスが定時よりも15分ほど遅れるということもありましたが、応化委員同士で連絡を取り合いスケジュールの調整を行えたため、予定していた行程を滞りなく行うことができました。一日目の朝と二日目の朝に行われたガイダンスでは、教授方の講義のサポート役を行い、ガイダンスがスムーズに行えるよう尽力しました。一日目の夜に行われたGMでは、司会進行や、教授方への質問など積極的に活動し、教授方と新入生をつなぐ役割を担えたことで、GMは終始和やかな雰囲気のもと新入生にとって有意義な時間となったと思います。その後行われた”先輩との懇親会”では、完全に応化委員主導のもと新入生と上級生が交流し、新入生は活発に上級生に質問したり、上級生が大学生活についてアドバイスしたりと、新入生にとっても上級生にとっても刺激的な時間になったと思います。二日目の朝に行われた運動会では、運動会班が中心となって進行し、新入生はグループに分かれ様々な競技に取り組みました。班ごとに応化委員が2~3名入り、時には種目に参加したり、応援したりして運動会を盛り上げることができたと思います。一年生にとって、運動会は親睦を深めるよい機会となったと思います。

 このオリエンテーションを通して応化委員は、新入生と教授方をつなぐ役割を担え、また新入生同士が親睦を深めるためのきっかけを提供できたと思います。このことは、応化委員の存在意義でもある、教授方と学生達を含む応用化学科全体の交流のパイプ役となる、ということを実践できたということでもあると思います。今回のオリエンテーションでは、反省点も多々ありましたが、この経験を他の活動にも生かしていくことで、より応化委員の存在をアピールしていくことができればよいと思います。

応用化学会学生部会 2年 オリエン補佐 大谷貴洋



Template design
by Design room kanna

inserted by FC2 system